成功したければ日本型エリート思考/ 山口真由

成績優秀で知られた人の著作を見つけたのでさっと流し読み。内容は普通。
参考になりそうな所を音声でメモしておく。
音声認識の精度に驚く。

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1万時間の法則
熟練する上では時間をかけることが大切だということが分かっている
ある分野で超一流であったり天才と言われるような人たちは才能に関係なく凡人を遥かに凌ぐ練習量をこなしています
スウェーデンの心理学者アンダースエリクソンらは 一流のスキルを身につけるにはその練習時間こそが大きく影響するという論文を発表しました
これは1万時間の法則と言われます (38から39ページ)
才能が全て言われる芸術的な分野でさえも本当は練習時間が最も重要だということです
本当にほんの一握りのスーパースターを除けばほとんどの人の能力に差はない
その中から成功していくのは人よりもがむしゃらになれる人
そのがむしゃらさは時間はどれだけ書けるかに現れます(40ページ)
まれびと信仰とは民俗学者降り口の帽子の思想の走る音乗る概念で日本各地で見られる外部からの来訪者を歓待する風習の根底にあると考えられる
異人を異界からの神とする信仰のこと
入ってきていなくなる存在
内部の人間が改革に関わると組織自体が変質し、ゆくゆくは崩壊してしまったり後に過去を残す危険性がある
そこで組織の根本を変えずにあくまで思い切った改革は必要な最小限の分だけ組織内の空気を読めなくてその介護の力を借りて成し遂げる (51ページ)
根回し空気を読むのは低コスト(56ページ )
人の思い出や感情を理解してメンツを潰さないように働きかけなければ良い結果を残すことはできない(59ページ)
無礼講でも例に徹せよ( 60ページ)
無礼講とは本来座席を断ってはならない参加者が席を立ち上業気にせず釈放することくらいの意味 (62ページ)
常に礼節を大切にすることが重要(63ページ)
テヘペロの達人を目指す(64ページ)
根回しと気配りがコミュニケーションの必殺アビリティ (71ページ)
戦わずに適応させるのが最善の策(75ページ )
コミュニケーションの語源はラテン語で分かち合うを意味する単語。本来は単に自分の意見を押し付けるだけでなく相手の言いたい事も同じように汲み取ることを求められる能力のこと
どんな人の面子を潰さない( 82ページ )
長期的な戦略こそ仁義を切る(90ページ) 事前に連絡を入れておく事
双方のメンツを表立って潰さないこと
急がば回れの稟議制度
非効率な稟議制は優れたトレーニングの場
効率的であるということが常に全てに優先するわけではない

常に一定の情報を教えられながら当初の目標を最大限通すためにはどうしたらいいのか
稟議はそのためのトレーニングの場としての側面もある(94から96ページ)
有利な立場にあってもマウンティングをしないこと (98ページ)
竹中平蔵氏は全ての人に必ず発言を促す
特に目新しくないような意見に対してもうんとさも新しいことを聞いたように相槌を打つ
相手を肯定しながらその意見を汲み上げて、より洗練された形で内容まとめる。この時自ら持って行きたい方向にちょっとだけ誘導することを忘れない (100から101ページ)
功労者を報いること(104ページ)
法曹界で生きるレジェンドとして扱われている弁護士に後輩弁護士に仕事の手伝いをお願いする時にどういう基準で選ぶかを尋ねると、 どれだけ私の仕事に早く取り組み、どれだけ早くレスポンスを返してくれるかそれが全て
みんな優秀だからそこ以外の実質的な能力では差がつかない
速さを身につけるのは日々の繰り返し
皆が同じように日々繰り返し時に自分だけが早さを上げることを明確に意識していれば他の人との差が確実に付けられる
その意識が日々の工夫につながるから
これならば誰でも努力で身につけらる
スピードは一目瞭然でいつの時代も求められる
企画書を作るのが早いことメールの返信が早いことそれだけでも仕事ができると思われる
どんなに創造的に見える仕事でも下準備は雑務が含まれるそれらをスピーディーにこなすだけでも評価が変わるかも
自分の職業に意義を感じること
将来今以上の仕事をし今以上の高めにいる自信
オーバーペイすること
自分が誰かに何かを与えること 与える側の人間になること(178ページ)
仕事より大事なことをすぐこと得られること (184ページ )
どんな仕事も必ず代替が利く(192ページ)