9月1日(月) Day 3(ミラノ→フィレンツェ:イタリア国鉄/フレッチャロッサ)


時差ぼけのためか早朝未明に目が覚めたので、お湯を沸かして紅茶を飲む。

0900:朝食。

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月曜日の9時過ぎともなれば、レストランはがら空き。

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その後チェックアウト。シャトルバスにて、とりあえず、リナーテ空港まで送ってもらう。

15分ほどで2階出発ロビーに到着。スーツケースを預かってもらうために、1階の到着ロビーにエレベータで降りる。

手荷物預かり所にて、スーツケース2個を5日間預かってもらう。合計45ユーロ(=1日9ユーロ×5日)。

ロンドンのヒースロー空港では、1日あたり1個10ポンドしたので、多少お得かも。

その後、昨日購入してあった24時間乗車券にて市バスX73号線でサンバビラ駅まで移動。

その後、メトロ赤ラインにてドウオモ駅まで乗車。

さらに、メトロ黄ラインに乗り換えて、ミラノセントラル駅に向かう。

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フィレンツェまでの乗車券を購入するために券売機に並ぶ。

<切符の買い方>

(1)タッチパネルでイギリス国旗のマークを押して、券売機の表示をイタリア語から英語に変更。

(2)目的地を選択(主要駅は、画面に優先的に表示される)

(3)複数の候補が表示されるので、乗りたい時間帯の列車を選択。

(4)料金や指定席の番号等を確認して、クレジットカードを入れる。

(5)PIN(4ケタの暗証番号)の入力が促されるので、入力後ボタンを押す。

(6)細長いチケットが印刷されて出てくる。レシートの要否も訪ねられるのでYESを押す。

(7)ちなみに、自動券売機の周りには黒人がうろうろしており、事情を知らない旅行者に切符の買い方を教えている様子だった。おそらく、購入後にチップを要求するのかもしれない。駅員さんは制服を着ているので、分からないことがあれば、駅員さんに聞いた方がいい。

(8)【重要】切符を購入後、ホームにある自動刻印機で、乗車の日付スタンプを押してもらう。これがないと、車内検札のときに罰金をとられるらしい。

(切符は購入から3ヶ月有効らしいので、使用日を明確にするため日付を押すことになっている模様)

列車のプラットフォームの番号は、発車前にならないと分からないため、しばらくは、ホーム手前の待合室で時間を過ごす。駅舎の内側は、美術館のよう。

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電光掲示板にプラットフォームの番号が表示されたので、そちらに向かう。

念のため、ホームにいた駅員さんに切符を見せて確認したところ、その列車でOKとのこと。

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ナポリ行きの列車に乗車。

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2等チケットであるが、日本の新幹線よりはゆったりとしている。

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ミラノ郊外をゆっくりと走行。

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その後、徐々に速度を上げていき時速280~290キロで巡航。

車両にはモニタが設置されており、車外の景色を見ることができた。

防音壁よりも街路樹のような木のほうが落ち着く。

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のどかな田園地帯を走り抜ける。

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時々、時速300キロの表示も。

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途中でボローニャに停車したあと、フィレンツェに向かう。新造の路線のためかトンネルが多い。

ほぼ定刻にフィレンツ・サンタ・マリア・ノベッラ駅に到着。

ホームには、別の鉄道会社が運航しているItaloという列車が止まっていた。これにも乗ってみたくなった。

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スーツケースを引っ張って宿泊先に向かう。

駅前周辺は、のっぺりした印象。

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駅から徒歩数分の所にあるサンタマリアノベッラ広場に面したホテルに到着。

ホテル前の広場。

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チェックインを済ませて、有料のWiFi使用料(1日6ユーロ)を支払う。

4人も乗れば一杯になるようなエレベータで5階(日本の6階)に上がる。屋根裏のような部屋だった。

部屋の広さはともかく、水回りは、日本のビジネスホテル(東横イン)の方がまし。。。

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荷物を置いて、フィレンツェ散策に出かける。

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20年前に訪問したときの様子は全然覚えていない。ベッキオ橋を通ったことぐらい。

ドウオモ前を歩いてアルノ川を目指す。

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さらにベッキオ橋に向かう。

ぶらぶらと細い路地を歩く。

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適当に店を冷やかしながら、フィレンツェの町を一望するべく、丘方面に向かう。

絵葉書で見るような景色を堪能する。

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独特の町並みを楽しんだあと、バスでホテルに戻ろうと思い、切符を買うためにタバッキ(キオスクのような売店)を探すが見当たらず。そこで、歩いて戻る。

途中、地元の人が入るような店を見かけたので、そこで、ズッキーニとチーズを焼いたものと、ビールで夕食。

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なかなか陽気なおじさんだった。その人が奥に入っている間、別の人が店番。

写真を撮らせてもらった。

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持ち帰り用に、トスカーナ地方のワインとおすすめのチーズを購入。

ホテルに戻って、明日の予定を検討する。

絵画とか彫刻等を見学する予定はないので、フィレンツェ郊外に出かけることに決めた。

ガイドブック(地球の歩き方)を見ると、ピサが近い。

ネットで調べてみると、フィレンツェからピサまでは、列車で1時間。また、フィレンツェとピサの間には、エンポリ(Empoli)という駅があり、レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれたとされるヴィンチ(Vinci)村があるらしい。そこで、ピサとヴィンチ村に行くことに決めた。