眠れる体の作り方

ポイントは、以下のとおり。

(1)ドローイン (ゆっくり10回)

 ⅰ)仰向きで、膝を90度に曲げる。骨盤が傾いている人は膝の下に隙間が。

 ⅱ)鼻から息を吸って腹を膨らませる。

 ⅲ)口からゆっくり吐きつつ腹を凹ませ、腰を床に押し付ける。

(2)足の付け根のストレッチ (3~5セット)

筋肉をほぐし、骨盤を立てるためのストレッチ。

 ⅰ)仰向けで、鼻から息を吸う。

 ⅱ)口から吐きながら、腰を床に押し付け、両手で片脚を胸の方に引き寄せる。

 ⅲ)十分に引き寄せたら伸ばしていったんリラックス。

 ⅳ)もう片脚も同様に。

(3)背中のストレッチ。 (10~15秒×1回)

眼精疲労、四十肩や五十肩にも効果的。機内のシートでもできる。

 ⅰ)背筋を伸ばして座り、胸を張って、肩甲骨を寄せる。

 ⅱ)両手の指を組んで、腕を前に伸ばし、へそを見るように猫背に。

首筋、肩甲骨の下の部分が伸びて、気持ちがいいらしい。

(4)内臓のマッサージ (10か所を各1秒ずつ×3周)

内臓活性化によい。

寝る直前に行なうと、より効果的に、眠りのスイッチが入る。

寝床で、下腹部からみぞおちまでを、指先で押していく。

固いところや痛いところは、ガス、便、疲労がたまっているらしい。

それらをほぐすつもりで。

(出所:ANAAzure冬号36~37ページ)