破局の舞/千代田哲雄

読みやすかったのか、数日で一気に読めてしまった。

以下は、Amazonからの引用。

内容(「BOOK」データベースより)

日本有数の企業グループ、一邦会所属の危機管理会社に勤務する飯沼は、グループトップの邦和銀行大浜副頭取に呼び出される。グループ各社挙げてのプロジェクトに関するリスク対策のためだった。国際資源開発を目的としたその極秘プロジェクト推進に、国際財閥のテーラー一族が立ちはだかった。テーラー側は為替市場で日本売りを仕掛け、邦和グループ始め日本経済に壊滅的打撃を与えようと画策する。悪辣な動きを阻止する飯沼や大浜らに、予想もし得ない首相官邸からの要請も降りかかる。両者対決の帰趨は。為替市場の行く末は。物語の最後に仕掛けられた小説構造自体まで目が離せない書き下ろし金融謀略サスペンス。

内容(「MARC」データベースより)

日本有数の企業グループの極秘プロジェクトに国際財閥のテーラー一族が立ちはだかった。テーラー側は為替市場で日本売りを仕掛け、日本経済に壊滅的打撃を与えようと画策。為替市場の行く末は。書き下ろし金融謀略サスペンス。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

千代田 哲雄

1947年愛知県出身。東京理科大学理工学部物理学科卒後、日本工業新聞を経て74年に時事通信社勤務。本社で証券、金融、為替などを広範に取材。01年より千代田圭之の筆名で執筆活動に専念。『暴発の臨界』『ゲノムの反乱』『異端のヒポクラテス』など環境や医療問題に関する小説を発表。04年『生餌』で第1回ダイヤモンド経済小説大賞佳作受賞を機に、筆名を本名に戻し、新たに日本経済・金融界を舞台にしたスケールの大きいサスペンス分野にも裾野を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)