転落の記/本間龍

ルポルタージュを読む。
大手広告代理店(博報堂)につとめていた著者が、未収金を回収できる見込みがない状態で上司に嘘をつき、そこから負の連鎖が始まり、
詐欺で捕まり刑務所で服役した方による著作。
経済活動をしている以上お金が絡むものの、扱いを間違えると怖い。

一度破綻した大手航空会社(日本航空)の広報部の傍若無人ぶりなども赤裸々に書いてあって、大手企業の内幕(の一部)も分かって面白い。

広告代理店やJALへの就職を考えている人は一読しておくといいかも。