マネジメント リーダーシップ


自分の経営する会社が赤字でも堂々と話す男・・・Classyな(洗練された)男・・・一緒に仕事をしたい。


アメリカン・エキスプレスにおけるリーダーシップ体系

1)Create Our feature(未来を創造する) → ?戦略性+?創造力

2)Inspire Our People(人々(主に社員)を鼓舞する) → ?関係構築力+?コミュニケーション能力+?人材育成能力

3)Excite Our Customers(顧客を感動させる) → ?顧客尊重

4)Deliver on the Promise(約束を果たす) → ?実行力+?誠実さ・成熟度

経営トップから現場社員までリーダーシップに関して同じ価値観を共有できている。

同社におけるリーダーシップのシンプルな定義「株主、顧客そして社員にとって優れた成果を生み出すこと」

シチュエーショナル・リーダーシップ?(米国ケン・ブラチャード社)

日産自動車、イケアが導入。

             指示的行動

          (低)  ⇔   (高)

       (高) 支援型   コーチ型

支援的行動 

       (低) 委任型   指示型

アメックスでは、全社員がリーダー。

部下を持たない若手やスペシャリストにとってもリーダーシップは不可欠な価値。

リーダーは、管理職、役員を意味しない。

後輩や部下を持たない中堅社員は増えている。→成長の実感がわきにくい社員にもリーダーとしての自覚を持たせるためには、リーダーシップをコンピテンシーとして明確に定義して、その向上に向けた体系的な研修を用意することが必要。


森精機製作所

→50年後はメーカーでなくてもよいかも。さらに高精度な工作機械が必要とされないから。

それよりは、人材供給会社となっているかも。パソコンの生産から撤退したIBM社が、依然として、パソコン周辺のサービスビジネスを展開していることが参考になるかも。


飯田亮(セコム創業者)

・「想定外」という言葉は使ってはいけない。使ってしまったら、ビジネスは成立しない。免罪符ではない。

・「経営」というのは、「想定外」を潰していく作業。想定外を潰すためにエネルギーを注ぎ込めるか?

・「想像力」が必要。想像力を超えたところまで考えないで、途中で思考停止してはいけない。

・大きな物事ほど結論は容易には出てこない。(→頭がさっぱりしないからといって、酒を飲んでさっぱりしてもダメ。)

・「想像力」は、思考の粘着性から生まれる。

・あきらめずに考え抜く。(駿台の名物講師の本にも、同様のタイトルのものがあった)。

・粘着性が想定外の領域を潰し、新しいビジネスを生み出していく。

・日々のビジネスに流されているときには「想像力」は必要ない。

・それまでにないシステムを考えたり、新しい社会とのかかわりの中で仕事を創造するのは、非常につらい作業。

・毎日毎日考えまくる。それでやっと「きっかけ」が生まれるに過ぎない。

・根気が必要。

・考え抜かない限り「想像力」は生まれてこない。

・震災によって、空気のように考えていたインフラは「絶対ではない」ことが分かる。

・新しい社会やシステムのあり方を考えないといけない。

・「想定外」を潰していくカルチャーを社内で作り直す。

・経営は「矛盾」の塊。

・社会のためにきっちりとシステムを作ると金がかかるが、営利企業だから利潤も必要。

・社会的コストと利潤という相矛盾するものを解決するところに経営がある。

・経営の醍醐味・・・想定外を無くすことと、矛盾を解決すること。

・社会インフラが絶対でないことが分かった。

・震災で人々の価値観は大きく変わる。その新しい時代で何ができるか、考えるだけで楽しい。


クレイトン・クリステンセン教授

・本当の幸福は、お金ではなく、家族やコミュニティーから得られる。

・自己中心的な考え方は、自分自身を不幸にする。

・幸福とは、私利私欲私心を捨てることによって得られる「心の安息」。

・人生で最も大切なことを後回しにしないこと。

・人間の命は壊れやすく、現世の命ははかなく、未来に何が待っているのか、いつ終わりを迎えるのかを知るすべはない。

・人生で最も大切なことを後回しにしてはいけない。

・「いつの日にか」という日が必ず訪れるという保証はない。


鈴木敏文セブン&アイ・ホールディングス会長)

・親切にされたという思いは、ロイヤルティーにつながる。ただし、逆もありえる。

・普段からの教育の積み重ねが、有事に、その差となって表れる。

・消費者の変化に対応できない企業は、劣位となる。

・変化に対応する時、過去の経験は役に立たない。過去を振り返ってはいけない。

・変えないのは、「変化対応」をするという精神だけ。

・過去の成功体験を払拭し、自分達が置かれている立場を意識して前に進まないといけない。


中国リスク

・経済システムの脆弱性

・公的債務の拡大(2009年で、GDPの76%)

・国有企業、は変わろうとする意思が見られない。今が独占の利益を得られているから。

先進諸国を追いかける時期が終わったときにどうなるか?


ワーカーズ・ダイジェスト(津村喜久子)

・現場のおっさんの口臭が気になったらさりげなくガムを渡せ。

・理不尽なことをねじ込まれたら死んでると思って聞き流せ。